今日はこんなお話を紹介するね。
親の家を４年ほったらかして、なかなか片付かず、荒れ放題だったんだ。不動産屋に預けたら、収益目的で内金付きの買付けが入ったり、問合せや内覧が来たりして、正直ビックリ。
それでも買手は決まらず、暑さに負けて放置が続いてたんだ。そしたらある日、親戚の母子家庭が「家具付きで借りたい」と連絡してきた。「ここ、ええやん！」と息子さんが即反応。畳張替えと軽い掃除だけでOK、少し家賃オマケ付きという話になったんだって。
離婚して再出発を目指す若い母子で、お盆までに入居希望。そんな前向きな出会いに、ついにエンジンがかかって、ついに本気で片付けを決意。妹の新品テーブルやベッドも無駄にしたくないし、「まだ使えるものは、使ってくれる人に届けたい」って気持ちになったみたい。
実家片付けは親の介護並みに大変だけど、実は日本には820万戸もの空き家があって、2016年の「空家等対策の推進に関する特別措置法」で荒れ家は強制撤去もあり得る状態。土地の優遇税制のせいで放置されがちだけど、所有するなら「使う・貸す・売る」を早めに考えるのが大切、っていう教訓で締めくくられてるんだ。
